「多治見太鼓」小木曽聡志さん

2007年11月16日



今回ご紹介するのは「多治見太鼓」の指導員、小木曽聡志(さとし)さん。
多治見太鼓は、名前の通り多治見市で設立以来約28年間、盆踊りや文化祭などの催しで活躍する太鼓の団体です。


小木曽さんは子どもの頃にこの多治見太鼓に参加し太鼓の技術を身につけました、いったんは太鼓から離れましたが、父親になって太鼓を叩く楽しさを思いだし、再度活動をはじめました。 現在、小木曽さんは多治見太鼓の中心的な存在。他の太鼓の団体を含めの太鼓の技術指導をしながら、ご自分も演奏の先頭に立っています。

多治見市内の商店街の公演の合間を縫って、お話しを伺いました。


(じまブロ編中部 以下:編)
ご苦労様でした。
素晴らしい演奏をありがとうございます。太鼓の振動が身体の中にまでしみ渡る感じがして、とても感動しました。
何か心が軽くなった感じがします。

(小木曽聡志さん 以下:小)
さらに実際に太鼓を叩けば
一発でストレス発散になります(笑)


(編)
さて、多治見太鼓は、どんな団体なのでしょうか?

(小)
太鼓の団体には色々なタイプがあると思いますが、多治見太鼓は地域に根ざした団体で、盆踊りなどの地域のイベントを盛り上げるための演奏が中心です。

演奏を追求しコンクールに出たりする団体もありますが多治見太鼓はちょっと違います。演奏の質を上げるよりも、参加者みんなが太鼓を楽しみながら地域の行事に参加する。そんな気楽に参加出来る太鼓なんです。


(編)
随分年齢層も幅広いですね。

(小)
実際に演奏に参加しているメンバーでも、一番下は小学1年生から上は70才まで、本当に幅広いですね。主婦の皆さんも多くて、お子さんと一緒に参加されていますよ。
何年か経ってお子さんがクラブ活動などで忙しくなって参加しなくなっても、お母さんは残る方が多いですね。一度太鼓の楽しみを味わうと、なかなか離れられないんです。


(編)
でも実際に太鼓を叩けるようになるには、かなりの練習が必要ですよね。

(小)
いや、演奏を聴かせるのが目的ではありませんから、毎週1回の練習に参加してもらえば、その方のレベルに応じて演奏にも参加できるようになります。うちの子ども(小学校1年生、中学校1年生)も楽しんでやっていますよ。
多治見太鼓の演目は現在30曲ぐらいありますが、難しいモノもあるし簡単なモノもある。レベルに応じて楽しくやるのがモットーです。練習だって、強制してやるモノではありません。
演奏の後はみんなで打ち上げ。ワイワイやるのも楽しいですね。


(編)
どんな曲目があるんでしょうか?

(小)
一般的な盆踊りに使われるものや、最近の流行歌に太鼓をあわせて創作する曲もあります。
また隣の瑞浪市に古くから伝わる「福鬼太鼓」も多治見太鼓が引き継いでいますから、非常に伝統がある演目もあります。


真剣な表情でメンバーの演奏もチェック
(編)
そんなに沢山の曲があると覚えるのも大変ですね。

(小)
初心者なら初心者でも演奏出来る曲があるし、上級者でないと演奏出来ないものもある。練習を頑張って上手に太鼓をたたけるようになるといのは大きな喜びだと思います。でも、基本的には自分のペースで楽しんでやっていけばいいと思っています。
楽しくなると皆さん車の運転中も信号待ちの間に演習したりしますね。


(編)
実際の運営は?

(小)
カミさんにも手伝ってもらってますが、運営といっても気楽な団体なので、あまり気を遣っているわけではありません。
金銭面では、公演すると若干ご祝儀のようなものを頂ける場合もあります。
ただ太鼓1つ維持するのも結構たいへんで、定期的に皮の張り替えが必要になります。これを1面(太鼓の片面)やるだけで13万円ほどの費用がかかってしまいます。太鼓を叩くバチもどんどん痛みますから取り替えないといけない。基本的に消耗品なんです。
以前、演奏中にバチが折れて飛んでったことがありました(笑)



(編)
将来に向けて何か目標は?


(小)
上手く太鼓をたたけるようになるには、やっぱり練習が必要になりますが、上達のスピードは人それぞれです。
どうやって指導すればその人にとって解りやすいのか?上達しやすいのか、というのが一番お悩みであり、苦労するところです。でもそれを色々工夫するのが私の大きなやりがいでもあります。
出来れば将来は、みんなでレベルの高い演奏を目指してどんどん盛り上がって楽しんでいけたらいいですね。そして太鼓の楽しさをより多くの人に伝え、結果として地域にも貢献出来ればいいと思っています。

(編)
皆さん本当に楽しんでやっている雰囲気が凄く伝わってきました。
これからも頑張ってくださいね。本日はお忙しい中ありがとうございました。

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多治見太鼓では、『じまブロ元気村』のブログを活用して、練習や公演の予定の連絡、メンバー間のコミュニケーションにも役立てておられます。
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岐阜県多治見市~~~~~~~~~~~~

多治見は岐阜県南部の東濃地方にあり、日本一の陶磁器生産地として知られています。
豊かな自然と良質な土に恵まれ、遥か古墳時代から窯業の技術が発達してきました。
また今年国内の観測史上最高気温40.9度!を記録し、全国で一躍有名になりました。



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